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見たまま、感じたまま、思ったまま

2003年勇造ライブ開始

2003年10月12日が来ました。
朝からそわそわ落ち着きません。
その日の朝は、PTA活動で河原の清掃に行く予定だったけど、雨が降っていたし、勝手に中止と判断しました。

勇造さんは午後1時49分の列車で高松から来る予定。
車に家族全員乗ってお出迎えに行きました。

定刻通り列車は到着し、勇造さんはいつも通りGジャンに黄色のリュックを背負い、手にブルーの鞄とギターケースを提げて改札口から登場。
大きな声で「久しぶり!おおきに!」と挨拶です。

助手席に勇造さんが乗り、後ろには配偶者に子供が3人とすし詰め状態。
その頃徳島の空は大雨で前が見えなくらい。帰り道の一部は水が冠水して川のようでした。
しかし勇造さんは「大丈夫、僕は晴れ男ですから!」ときっぱり。

でも、この雨のおかげで、山へ行く予定を取りやめてライブへ来てくれた人達が二家族も居たのだ。

家に着いて、勇造さんは、会場となるリハビリ室で、高電位治療器や、遠赤外線治療器にのって、一休み。こういう器具とは無縁の人だと思っていたら、結構好きみたいです。

3時半になって、お手伝いに来てくれるバイトの女子高生が到着。
リハビリ器機を診察室へ移動して、レンタルで借りたパイプ椅子を並べ、ステージのバックに勇造さんの旗を掛け、マイクや照明(工事用の投光器を点滴台にガムテープで留めた)のセットをしていよいよリハーサルです。

リハーサル
リハーサル前に、会場でギターの弦を張り替える勇造さん


リハーサルを聴いていると、今までに耳にした事のない曲を数曲演奏している。ギターの音が凄く綺麗だ。
いやがおうにも期待が高まる。

準備が整い、全員2階に上がってしばしお茶飲んで休憩。
勇造さんは、夕べ僕が作ったおでんと、配偶者の握ったおにぎりを食べて、部屋にこもり瞑想。

5時半頃になり、続々とお客さんが入り出す。大体が顔見知りの人なのがちょっと残念だけど、それでも前売りは7枚だったのでちと安心。
配偶者の従兄弟の子供2人、友人夫妻の子供2人、明石から来てくれた人の子供2人(この人は知らない人だけど、奥さんが子守で苦労していたので上に上がって貰った)、それにうちの子供達が3人2階で居るので、まるで保育園状態。

準備の間に思わぬアクシデントがあった。
毎年ビデオを撮影して、ライブの後で楽しんでるんだけど、三脚にビデオをセットしようとしていて、床に落としてしまい、ビデオが割れて壊れてしまった。

思わず「オー・マイ・ガッ!!」と口に出て、少し暗い気持ちになるが、そこではっと気が付いた。
僕はこの前の日記で、運動会でビデオ撮影ばっかりに気を取られて居る人達を批判したばかりではないか!!!
気が付かず自分がそれと同じ状態になっていた。
ビデオが壊れたのは残念だけど、その分自分の目を見開いてライブに集中しよう。そして思いっきり手を叩いて体を揺すりライブを楽しむのだ!!
何かを諦めることで、もっと素晴らしくなるかもしれない。
そんな風に考えると頭がすーっと楽になった。


勇造さんの部屋へ入ると、今日の曲目を決めているところ。
今年のリクエストは?と聴かれて「青函連絡船」「ブルースとお前に出会った頃」そして息子のリクエスト「走れアルマジロ」をリクエストする。
二人で相談して大体の曲順を決める。

さあ、いよいよ6時になって、ライブ開始。
最初に僕が前に立って少し挨拶。
そうして、赤いTシャツに着替えた勇造さんがギターを片手に登場して今年のライブは始まった。

ライブ第1部に続く


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